
キウイの伝播された経路
●中国からイギリスへ
中国では古くから有用な植物として注目されて、果実は生食や加工、薬用に用いられ、枝は紙に、そして樹液は補強原料として利用されてきました。
葉の美しさなどから注目されて、観賞用に、1847年、イギリスの植物収集家ロバート・フォーチュンによって、原生地からイギリスに導入されました。また1899年には、王立キュー植物園にも導入されています。
しかしこの時には、果樹としての改良を行われませんでした。
●中国からニュージーランドへ
ニュージーランドへは、1906年にJ・マクレガーによって、種子が導入されて、A・アリソンによって試作されました。そして1930年頃から果樹として改良が加えられて、経済的な果樹としての栽培は、1934年から始められたといわれています。
●ニュージーランドからアメリカ、日本へ
1940年頃には、キウイはニュージーランドからアメリカに導入されました。
そして、ニュージーランドから日本へ1964年に初めて輸入され、本格的に導入されたのは1970年です。その後、国内では急速に栽培が拡大していて、新しくて人気の高い果樹として定着しました。
日本の産地は、主に関東地方以西のミカン産地に栽培されていて、愛媛、福岡、静岡などで多く生産されています。